高校卒業後、18歳の頃。慣れない環境だったからか私はニキビに悩まされていた。短大に進学したのだが、新しい友達ができても『ニキビのことなんか言われるかな…どう思われてるだろう?』と思って自信が持てなかった。
この状況をなんとかしたい!!と思い、皮膚科に行くと『あ?可哀想なくらい出てるね…』と言われるほど。このニキビ治るんだろうか…一生このままだったら絶対やだ。と思い、ドラッグストアに置いてあるニキビ対策のスキンケアグッズを片っ端から試した。が、全く肌に変化はなかった。
そんな時に出会ったのが故・佐伯チズさんがおすすめしていた『精製水パック』というもの。コットンに精製水を浸してパックするのだが、コスパも良く(精製水1本100円ほど)、学生にはありがたかった。
夏休み明け友達に『肌すっごく綺麗になったね!』と言われるくらい肌が綺麗になった。これまでの努力が報われた気がした。
あれから10年以上経つが、ニキビ(というか吹き出物?)が出ることは滅多になくなった。代謝が衰えているからだろうか?笑
故・佐伯チズさんは著書の中でこう言っている。
『100円の化粧品を1万円にするのも1万円の化粧品を100円にするのも自分次第です』と。
たった100円の精製水が私の悩みを解決してくれた。精製水こそ、100円の化粧品が1万円以上になったいい例だろう。
今は30代に突入し、乾燥、シワ、目の下のクマなどまた違う悩みが出てきた。いくつになってもお肌の悩みは尽きないが、どんな私でも好きになれるよう、努力していくことが大切なのだと思う。